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核問題
2007年08月12日
「はだしのゲン」、原作を読んだ事は無かったので昨日、今日で初めて観ました。正直観ているのが辛かった。もともと戦争自体の話が好きではないので、何度もチャンネルを替えようとも思った。原爆が落とされ、家屋の下敷きになってしまった父親の「お前達は生きろ」の言葉が心に刺さった。
自分は戦争の経験なんてないけど原爆が落とされた後の焼け野原になった広島の景色を観て、実際そこに居るわけじゃないのに心の底から恐怖が沸いてきた。奥歯をかみ締めずにはいられなかった。
終戦になっても食料が無く、人々が自分達すら生きていくのが出来ない状況に陥ってしまい、お互い手を取り合う事の難しくなってしまう事実。
戦争の話はこの時期になるとよくありますが、アメリカの原爆投下に対する問題は未だに解決されていない。アメリカ国民に至っては「核を投下したのは正しい行いだった。」と言っている始末。60年。こんなにも月日が経っているのにも関らず、アメリカ方からの広島、長崎に対する謝罪的行動は行われていない。
世界では核保有も続いている。
持っているだけで十分な軍事的効果を発揮すると言う名目で。。。だが残念だけれど、それは言ってしまえば当たり前の事だ。強い力を見せ付ければ警戒されて向こうからの攻撃は無いと思ってもいい。
良くとれば、平和は保たれる。けれど、それが本当の平和かと言われれば、それは違う。核を持っている国と冷戦状態になっているだけ。本当の意味での平和などとは、ほど遠い。
核など早く無くなるといいのだけれど。。。。
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